KisarazuTennisAssociation
木更津市テニス協会
Since 2015-Feb
変則5名リーグについて
房総ダブルスやかずさミックスでは、
5名(ペア)による変則リーグを採用するケースがあります。
採用理由は下記の通りとなっております。
・5名リーグを通常ルールで行う場合、1名(ペア)あたり4試合を行う事となり、試合に要する時間が長過ぎる為
・他の4名リーグ等では1名(ペア)あたり3試合の為、試合数を極力公平にする為
また下記の判断に迷うであろう3ケースでも、1位の選出は公平に行う事が可能です。
■ケース①:No.2とNo.3が3勝0敗で並ぶ場合
No.1 No.2 No.3 No.4 No.5
No.1 ― × × × ×
No.2 ○ ― ― ○ ○
No.3 ○ ― ― ○ ○
No.4 ○ × × ― ―
No.5 ○ × × ― ―
⇒No.2とNo.3は同じNo.1、No.4、No.5と当たっているので、比較が可能です。
取得ゲーム数で1位を決定します(No.4とNo.5が3勝で並んだ場合も同じ)
※No.2もしくはNo.3がNo.4もしくはNo.5と3勝0敗で並ぶケースはありません。
■ケース②:No.1が3勝1敗、No.2が3勝0敗で並ぶ場合
No.1 No.2 No.3 No.4 No.5
No.1 ― × ○ ○ ○
No.2 ○ ― ― ○ ○
No.3 × ― ― ○ ○
No.4 × × × ― ―
No.5 × × × ― ―
⇒No.2がNo.1との直接対決で勝っているのでNo.2を1位とします。
※No.1はNo.2が当たらないNo.3に勝っており、No.2はNo.3、No.4に勝っているので、
トーナメントの形であればNo.1とNo.2の試合が事実上の決勝と考える事が出来ます。
■ケース③:2勝で4もしくは3ペアが並ぶ場合
No.1 No.2 No.3 No.4 No.5 No.1 No.2 No.3 No.4 No.5
No.1 ― × × ○ ○ No.1 ― × × ○ ○
No.2 ○ ― ― × ○ No.2 ○ ― ― × ○
No.3 ○ ― ― × ○ No.3 ○ ― ― × ×
No.4 × ○ ○ ― ― No.4 × ○ ○ ― ―
No.5 × × × ― ― No.5 × × ○ ― ―
⇒2勝で並ぶ稀なケースですが、この様になる場合というのは各ペアで苦手な組み合わせがある状況と考えられます。
もしトーナメントの場合、実力があっても初戦で苦手なペアに当たった場合は1回戦負けとなる為、
トーナメントより、こちらのリーグ戦の方が得失ゲーム数で評価を行える為、より総合力を考慮して1位を決める事が可能です。
またケース③を極力避けられるよう、ドローの際には4試合を行うNo.1に、
チャレンジエントリーの方か、ポイント上位の方を入れております。
このリーグ戦は数年前からかずさミックスでも導入しており、大きな混乱は発生しておりません。
他の大会では5名以外にも、6名の変則リーグがある事を確認しております。
トーナメントではくじ運次第で、実力のあるペアでも苦手なペアに当たってしまうと1回戦で終了です。
こちらのリーグ戦は公平に試合が出来るか疑われてしまうケースが多いですが、
トーナメントよりテニスの実力を評価できる形式であると考えております。
【木更津市テニス協会のドロー選定スタンス】
予選に出る方には、沢山試合が出来るよう、極力コートをフルに使って試合を実施出来るようドローを調整する方針としております。
また本選は1試合の重みを増すため、ゲーム数を8にしたりと内容を充実させる方針としております。
テニス初中級者への試合機会提供は大きな大会では出来ない事であり、それこそが市の大会で提供すべき内容であると考えております。
※過去にも予選はトーナメントにして、残りはコンソレにしては?という声もありましたが、
コンソレと、正式な試合ではメンタルの成長度合いが全く違うと考えております。
その為にも、今回の様な正式試合を沢山できる試合方法を取っている次第です。
もし本ルール以外に的確なルールがあればご教授頂けますと幸いです。
どうぞ宜しくお願いいたします。